【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑327】三畳紀の生物が今も海に?グーグルアースに映った「タニストロフェウス」

2019年09月13日 12時00分

グーグルアースに映り込んだネッシーらしき巨大な謎の生物(ユーチューブから)

 過去にこの連載でも取り上げたことがあるが、グーグルマップやグーグルアースには、まれに未確認生物とおぼしき謎の巨大生物が映り込むことがある。有名どころでは、グーグルアースに映り込んだネッシーらしき巨大な謎の生物の影だろうか。

 先日、発見されたのは、イタリアのモンタルト・マリーノ上空を捉えた衛星写真画像に映っていたもの。海の沖合に白く波立っているように見える箇所があるが、これを拡大してみると、まるで首の長い恐竜のように見えるというのだ。

 この画像を見た人の中には「古生物のタニストロフェウスに似ている」という意見が寄せられている。タニストロフェウスは中生代の三畳紀に生息していた首の長い爬虫類で、全長は6メートルほど。体の3分の2が首という、首の占める割合が最も大きい生物だった。

 ある程度は水中生活に適応していたと考えられており、沿岸部や浅い水に生息して魚などを待ち伏せして捕らえていたとみられている。また、タニストロフェウスの化石は欧州を中心に発見されている。

 しかし、化石が出てきたから、今もその古生物が生き残っているとは言い切れない。よく未確認生物の正体について、恐竜や古生物の生き残りという説が出てくることがあるが、タニストロフェウスの場合は、恐竜よりもさらに古い時代になるため、昔の姿を残したまま生き残っている可能性は低いのだ。

 他にも船やボートが通った跡の波ではないか、海底火山の噴火ではないかなどの意見が出てきているが、いずれの場合でもこのように写真に撮られることはないとのこと。果たして、謎の白い波を立てていたものの正体は何だったのか。結論は今も出ていない。

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