中日の鵜飼航丞外野手(22=駒大)がプロ初となる2番に抜てきされ、期待に応える一発を放った。

 17日の広島戦(マツダ)に「2番・右翼」で4試合ぶりにスタメン出場。初回の第1打席は中飛に倒れたが、4点リードした2回一死の第2打席で相手先発・森下の初球カーブをフルスイング。打球は左中間スタンドの最前列へ突き刺さる2号ソロとなった。

 プロ初本塁打となった3月30日のDeNA戦(バンテリン)以来、27打席ぶりのアーチに、二塁ベース手前までは全力疾走。「抜けてくれと思って必死に走りました。風が助けてくれました」と笑顔で振り返った。

 森下とは、2日の広島戦(バンテリン)で初対戦し、3三振と苦渋を飲まされただけに、今回の再戦でリベンジに成功した。

 中日打線は、2回までに先発全員安打を達成し、10安打8得点をマークして森下を早々とKOした。