昨年11月に左肋骨(ろっこつ)を疲労骨折した中日・福敬登投手(29)が開幕一軍入りへ猛アピールした。
18日の楽天戦(バンテリン)で1点リードした7回から5番手で登板。1イニングを投げ2奪三振を含む三者凡退の好投を見せた。
先頭打者のドラフト2位・安田悠馬捕手(22=愛知大)は母校の神戸西高が統廃合され、改称された須磨翔風高の後輩。対戦を心待ちにしていたが、ファウルで粘られて何とか8球目のカットボールで空振り三振に仕留めた。
「めちゃくちゃ意識した。久々のドーム登板で緊張もあって『このタイミングかよ』と内心は思っていた。3ボールになってしまったので、ゾーンで勝負しないと思っていたが、いつきれいにスタンドまで持って行かれるかなという恐怖心はあった。そこは勇気を振り絞って投げた。今日は勝たせてもらいました」と安堵の表情を浮かべた。
ただ、直球の球速は130キロ台。「昨年みたいに145、146キロをバンバン投げる福は忘れてもらった方がいい。球速が戻れば一番いいが、昨年よりも腕は下がっているし、踏み出す位置はよりクロスさせている」と打ち明ける。
その上で「自分の立場というのは常に崖っぷちだと思えば、プライドもないし、(首脳陣から)こうしてくれと言われればすぐにする。その柔軟さは今年はある」と不退転の決意を語った。












