優先起用すべき選手は? 首位阪神 ロハス&アルカンタラ合流で “超豪華” 助っ人布陣 

2021年04月27日 06時15分

活躍への期待が大きい阪神・アルカンタラ(左)とロハス(代表撮影)

 首位を走る阪神で、外国人の登録枠を巡る争いが激化しそうだ。

 最大5人が登録可能な今季の制約の中で26日現在、阪神の一軍はマルテとサンズの野手勢に1勝6セーブで防御率0・90の守護神スアレス、先発で4勝のガンケル、中継ぎのエドワーズという布陣。登板3試合で防御率6・00のエドワーズ以外は申し分ない働きを見せている。

 しかし、来日が遅れていたメル・ロハス・ジュニア外野手(30)とラウル・アルカンタラ投手(28)の新助っ人2人が先週から二軍に合流したことで事態は変わってきた。

 ロハスとアルカンタラはともに推定年俸2億円超の高額契約で、そもそもの期待値が高い。間違いなくコンディションが整い次第、一軍デビューとなる見込みだ。日米通算95勝の元メジャー左腕チェンも一軍に合流し、29日の中日戦で移籍後初先発を果たす。外国人選手の編成は12球団随一と言える陣容だが、だからこそ〝交通整理〟が必要になる。

 かつてパ球団の国際部門業務に従事した球界関係者は「開幕ダッシュに成功して、貯金も二桁と余裕にあるのだから、当面は先発を優先起用して『誰が外せないのか?』を見極めればいい」と指摘し、こう続けた。

「他球団と事情が違うのは『新外国人投手に何が何でも働いてもらわないと』という期待をする必要がないところ。日本人の先発投手も豊富だし、ガンケル、チェン、アルカンタラを6月ぐらいまでの間で順番に起用して、まずは本当に使える先発を見定めるべき」

 意図するところは、先々を見据えてのもの。前出の球界関係者はこうも言う。

「逆に五輪の休止期間明けのシーズン後半から、先発は最小限の枚数でよくなる。終盤はどのチームも落とせない試合が増え、そうなると起用頻度に差が出るのは先発。優先順位が高いほど、中6日の登板間隔を中4日とかにするケースもあるわけだから。相手投手との相性によってスタメンから外す場合もある野手とは違う」

 優勝を狙える位置につけているからこそ〝水もの〟の打線より、先発陣の見極めを優先的にすべきとの考え。ガンケル、チェン、アルカンタラの中からNPB10年で通算98勝を挙げ、5年連続を含む6度の開幕投手を務めたメッセンジャーのような〝絶対的助っ人エース〟を確立できれば…猛虎のV確率もグッと高まりそうだ。

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