広島・菊池涼介内野手(31)が〝天敵打ち〟を果たした。30日の阪神戦(マツダ)、2番・二塁で先発出場すると0―0で迎えた6回、一死二塁のチャンスで打席へ。そこまで無得点に抑えられていた阪神先発・西勇輝から値千金の左前打を放って打点をマークした。

 菊池涼は「(先発の)森下が頑張っていたので良い結果につながってよかったです」と広報を通じてコメント。広島打線は昨季、西に0勝4敗と苦しめられ〝西攻略〟が今季の鍵となっているが、今季初対戦で頼れる菊池涼が突破口を開いてみせた。