巨人・菅野 チームを勢いづけた〝降板試合〟振り返る「僕の中ですごく印象的」

2020年11月17日 13時09分

東京ドームMVP賞を受賞した菅野智之

 巨人のエース菅野智之投手(31)が17日、「2020年度 東京ドームMVP賞」に輝いた。

 2年ぶり4度目の栄冠に背番号18は「自分自身も東京ドームで結果を残すっていうのは一つの目標ですし、子供のころは憧れて通っていた東京ドームなので。こんなこと言ったらあれかもしれないですけど、この狭い東京ドームでこういう好成績を残せるっていうのは、まあ誇りに思ってます。今季はもう東京ドームでの登板はないですけど思い出深い球場です」とニッコリ。副賞として賞金300万円を手にした。

 今季の菅野は東京ドームで12戦に先発し防御率2・10、8勝2敗(2完封)の好成績。4度目の受賞は松井、阿部、坂本を抜き単独トップに「いやもう、うれしい気持ち。そういうジャイアンツを代表する素晴らしい選手に並べて、あ、超えたのか」と笑った。

 投手に不利と言われる本拠地で特に気を付けているのが本塁打だ。今季の菅野は8被本塁打中、本拠地は6本。昨季の20被本塁打、本拠地9本と比べ改善した。

 右腕は「今年は若干ホームランの数は例年に比べて抑えられた。ぼくにとってすごく課題だった。まあ(阪神)近本に2本打たれたのは悔しいけど。でも逆に開き直れる部分もあって。ここで1発ソロならしようがないよって思えたりとか。今年は長打のリスク管理もできていたと思います」とうなずいた。

 本拠地での印象深い試合は6月19日の阪神との開幕戦。1点ビハインドで菅野が降板した7回に吉川尚の逆転2ランが飛び出し白星が舞い込んだ。

「間違いなくこの開幕戦で逆転勝利って言う形であったからこそ、チームの勢いもあったと思いますし、あの試合が僕の中ですごく印象的です」と右腕はターニングポイントに挙げた。

 もちろん、まだ戦いは終わっていない。ソフトバンクとの日本シリーズ第1戦(21日、京セラドーム)で先発予定の右腕は「相手はどこでもやるべきことは変わらないですし、まずは初戦を取ってってとこですかね」と改めて日本一に向け意気込んだ。