中日・福谷 好調要因は〝怒りの封印〟と〝昼寝〟

2020年10月08日 23時36分

巨人戦へ向け調整した中日・福谷

 泰然自若でプロ初完投を狙う――。今季の中日・福谷浩司投手(29)はエース左腕・大野雄の8勝に次ぐ5勝を挙げている。好調の要因の一つに〝怒りの封印〟があるそうで「イラっとすることが減りました。最後に怒ったのは昨秋のキャンプ中だったと思う。コーチと話していて意見の相違があった」。自宅に帰ってもイライラを引きずることもあり「これではダメだと思って怒るのをやめました」と考えを改めたという。

 それ機に、試合中でも「隙を与えないように。理想は打たれても四球を与えても淡々と投げる。『そういうこともあるよね』というふうに受け止めて投げている」と達観して投球するようになった。

 さらに心を穏やかにするため取り組んでいるのが昼寝だ。「今年、一番変わったのは睡眠です。質、量ともに。8時間は寝るようにしているし、昼寝も取り入れている。寝すぎても良くないので昼寝は10分から30分以内にしている。ナゴヤドームで登板するナイターの日は午前中に来て、昼ご飯の前に昼寝している。トレーニングルームの隅で寝ていてチームメイトに『何してんの?』と声をかけられたこともある」と頭をかきながら苦笑いする。

 10日からの巨人3連戦(ナゴヤドーム)では12日のナイターでの登板が濃厚。しっかり昼寝を取って登板できるとあって「僕は先発として投げさせてもらえる試合をしっかり投げるだけです。今年中に完投したいです。それは継続しています。しっかり投げられるように準備します」。

〝イライラ封印〟と〝昼寝効果〟で巨人戦初勝利と初完投を目指す。