阪神は29日、一軍チームスタッフ1人が新たに新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。同日朝に発熱と倦怠感、関節痛の症状を訴え、西宮市内の病院で核酸増幅法による検査を実施し、12時ごろに「陽性」と判定された。

 阪神では25日までに糸原健斗内野手(27)や岩貞祐太投手(29)ら選手5人と一軍チームスタッフ2人の感染が判明しており、今回はこれで8人目。

 新たに感染が判明したスタッフは管轄の保健所に行動履歴および接触状況を報告し、濃厚接触に該当する関係者はいないと判定された。現在は自宅隔離とし、保健所からの指示を待っているという。

 日本野球機構および専門家チーム、対戦球団と相談の結果、予定通りチーム活動を続け、29日の中日戦(甲子園)も予定通り開催する。