虎キラーがまさか…巨人・メルセデスが〝想定外〟のボーア弾に沈む

2020年07月09日 22時32分

ボーアに一発を浴びたメルセデス

 左腕はサッパリのはずが…。虎新助っ人の一発に泣かされた。巨人のC・C・メルセデス投手が9日の阪神戦(甲子園)で、好投むなしく7回途中2失点で降板。開幕から3度目の登板でも勝てなかった。

 まさかの1球だった。6回まで2安打無失点と上々の内容だったが、7回無死一塁で、左投手を苦手としていた虎の新助っ人ボーアに127キロスライダーを右中間スタンドに運ばれた。ここまで2打席とも凡打に抑えていただけに痛恨の一発…。メルセデスは阪神と相性がよく、ここ2年間で6試合に登板し4勝0敗の「虎キラー」だった。来日初完封も阪神戦、対戦防御率も1・02と抜群の数字を残していた。

 何とか初白星が欲しかった。6月24日の広島戦は3回4失点KO。1日のDeNA戦は6回途中1失点も勝てなかった。それだけに今回の阪神戦に向けて「自分が持ってる全力を出したい。自分らしくリズム、テンポ良く投げ込んで、大事なところは丁寧に投げたい」と意気込んでいたのだが…。

 新戦力・ボーアの存在はさすがの「虎キラー」も想定外だったか。結局、この一発にしてやられて7回途中112球5安打8奪三振2失点。悔しい2敗目を喫した。

 一方、G打線は坂本が脇腹痛で休養。虎先発・ガルシアを打ちあぐね、6回たったの1安打無得点と振るわなかった。9回に守護神・藤川から1点を返したが、時すでに遅し。勝っていれば原監督に長嶋茂雄終身名誉監督超えとなる通算1035勝目の白星をプレゼントできるはずだったが…。チームとしては今季初の連敗。また次、やり返すしかない。