巨人・亀井が1000安打 球児からのメモリアルに感無量

2020年07月09日 22時19分

1000安打を達成した亀井

 巨人一筋16年目の亀井善行外野手(37)が1000安打の喜びをかみ締めた。

 9日の阪神戦(甲子園)で2点を追う9回二死一、三塁。虎の守護神・藤川から右前打を放ち、プロ野球305人目、歴代3位となる年長での1000安打を達成した。

「チャンスをつくってくれたんで。つなげることができて、まずは良かったです。そこしか考えてなかったですね」とナインに感謝すると「本当に我慢強く使い続けてくれた原監督に感謝したいと思います」と指揮官に頭を下げた。

 2004年ドラフト4位で中大から入団。09年にはキャリアハイとなる134試合に出場し25本塁打を放ったが、その後は骨折、肉離れとケガに悩まされた。本人も「プロ野球人生を振り返るとケガばかり。なかなかたどりつける数字ではなかった。諦めかけた時もありましたし、我慢強く頑張ってきて良かったなと思いますね」と感無量だった。  

 つらいリハビリ期間を支えてくれたのは家族とファンだった。「やっぱり両親もすごい応援してくれますし、家族のこともありますしね。周りから応援してもらっているのが一番だと思いますね」とただただ感謝。「ファームが長い時にファンの人が応援してくれる言葉というのがすごい心に身に染みたので。そういうのが溜まって、もうちょっと頑張ろうとなりましたしね」と声援が力になったという。

 藤川からのメモリアル打に「それが一番うれしいかもしれないですね。球界を代表するピッチャーでしたし」とチームの笑顔を見せたチーム最年長。巨人のリーグV2、そして日本一奪還にはまだまだこの男の力が必要だ。