NPBとJのコロナ対策会議「微陽性使わないで」報道陣に“異例のお願い”

2020年06月08日 17時24分

 日本野球機構(NPB)とJリーグによる新型コロナウイルス対策連絡会議が8日に開催され、専門家から報道陣へ向けて“異例のお願い”がされた。

 プロ野球の巨人で坂本勇人内野手(31)と大城卓三捕手(27)が新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で陽性反応が出たことに関し、球団側が用いた「微陽性」という表現について専門家が説明した。

 座長を務める賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は「微陽性という言葉が出てきた。微陽性という言葉は全く医学的にはない」と医学用語として正しくないと前置きしたうえで、そうした表現が出てきた経緯をこう説明した。

「ウイルス量として微量だったので、会話の中で私が読売さんとの間で確認したときに『それは微量ですね、こういった言い方はないが微陽性という意味合いですかね』といった言葉がプレスリリースになった。みなさんにお願いで、微陽性という言葉はないので、これからは使わないでいただきたい」と異例の訴えを行った。“微陽性”があたかも陽性とは異なるかのように誤解されることを防ぐためで、検査の専門家として賀来教授は重ねて強調していた。