中日・京田 大躍進が期待される「2つの根拠」

2020年04月03日 16時30分

栗原コーチ(左)から指導を受ける京田

 4年目の中日・京田陽太内野手(25)がチーム内から今季さらなる大躍進の期待をかけられている。

 春季キャンプからここまで成長著しい選手として栗原打撃コーチは、いの一番に京田の名前を挙げ「彼はずっとレギュラーとして3年出ているけど、もっともっとできるなと思えるものを見せてくれている」と言葉に力を込める。

 その根拠として2つの点が改善されたという。一つ目は春季キャンプからいろいろあるティー打撃のやり方を一つだけに絞ったことだ。「とにかくこれだけは絶対に同じことを続けている。いろんなことをやると良かったり、悪かったりといった感じでなかなか固まらない。みんなすぐ目先の結果を求めすぎて変えてしまうけど、一日でできるものではない。コツコツ毎日やることによってちょっとずつ身になってきて、ああこういう感じなのかなと分かってくる」(栗原コーチ)

 さらに京田の弱点は四球が少なく、低めの変化球に手を出して三振してしまう点があった。ここに栗原コーチはメスを入れて打席で投球を待つ際、目付けを高くさせた。「顔ぐらいの高めの真っすぐを空振りしてもいいから、とにかく低めを捨てさせて、そこは見逃し三振してもいいからと逃げ道をつくってやった。実際はそんな高いところは振らないから、オープン戦や練習試合で何個か四球を選べているし、足があるんだから打率よりも出塁率を上げた方がいい。いい打者の条件は選球眼!」と力説。課題を克服しつつあり、打撃力が数段もアップしているという。

 京田自身も「ずっと状態はいい。ボールの見方が変わって、高めに目付けをしたら低めを振らなくなった。3月20日に合わせてきたので楽しみにしていたけど、開幕は1か月以上は遅れそうだし、今絶好調でも意味がないと思うので、もう一回頭でしっかり考えて整理してやっていきたい」とウズウズ。開幕日さえ決まれば竜の背番号1がロケットスタートを見せてくれそうだ。