阪神に移籍の中田に意外な悩み 北九州のソウルフードを食べられない…

2020年01月28日 16時30分

中田の好物・資さんうどん(同社提供)

 頑張れば甲子園球場で大好物にありつけるかもしれない。オフにソフトバンクから移籍した阪神・中田賢一投手(37)に驚きの“ニンジン”が用意された。

 新天地で再起を目指す100勝右腕は、これまで鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」や、母校・北九州市立大学で自主トレを積んできた。昨季は15年目にして初めて未勝利に終わったこともあり、巻き返しに向けた準備に余念がない。

 一方で、人知れず悩みを抱えているという。故郷・福岡を離れたことで自身の“ソウルフード”にありつくことが難しくなってしまったからだ。

 小学校から大学まで福岡・北九州市で過ごした中田の好物はご当地のうどん。甘めのツユにコシとは無縁の軟らかい麺。甘辛く味付けられたかしわ(鶏肉)のトッピングなどオリジナリティーもあり、中田は「実家近くにあるうどん屋も絶品なんですが(北九州市を中心に45店舗を展開する)資(すけ)さんうどんも昔から大好きなんです」と話す。

 ところが資さんうどんは山口県内の2店舗を除けば、全て九州圏内のみの店舗展開。それだけに「北九州のうどん、食べたいですよねえ。関西には資さんの支店もないですし…。広島遠征があった時には博多でお世話になったトレーナーのところまで足を延ばそうと思っているので、小倉駅で途中下車して資さんにでも寄ろうかな」と思いを巡らせるほどだ。

 これにすぐさま(株)資さんの佐藤崇史社長が呼応した。中田の悩みを聞くや「これだけの熱烈ラブコールがあるなんて、我が社も甲子園球場内に店舗出店をするべく検討しなければなりません」。実現にはクリアしなければならないハードルも多いが、何より肝心なのは言い出しっぺの中田が新天地で活躍すること。新助っ人ガンケルら先発枠入りを目指す上でライバルも多いが、ベテラン右腕は「あまり周りは気にせずに自分のいいものを出せるようにしたい」と静かに闘志を燃やしている。