中日投手陣が大喜び 沖縄自主トレで藤浪と合体

2019年11月23日 16時30分

藤浪人気は健在だ

 竜投のレベルアップに意外な人物が寄与することになるかもしれない。高卒3年目の今季32試合に登板し、防御率2・48と飛躍した中日・藤嶋健人投手(21)をはじめ又吉、山本、笠原らは12月9日からの5日間、沖縄自主トレに米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のスタッフを招き、動作解析などを行う。そこに球団の垣根を越え、藤嶋の個人トレーナーを介して阪神・藤浪晋太郎投手(25)も参加するという。

「ドライブライン」とは専用機材で投球時などを測定し、その数値を基にして個々の選手の適正に応じた練習や指導を行うもの。理想のフォームに矯正され、球速アップや故障防止に効果があるとされる。米大リーグで5年連続2桁勝利をマークするレッズのトレバー・バウアー(28)ら多くの大リーガーが利用していることでも有名だ。

 このMLB最先端トレに藤浪も参加することになり「藤浪さんとはしゃべったことがないです。すごい人が来るんだなとびっくり。ビッグスターですからね」(藤嶋)、「同級生だけど、会ったこともしゃべったこともないんで、まずはちゃんとしゃべれるかどうか…。ペラペラしゃべりかけて、誰だこいつみたいに思われるのも嫌だけど(藤浪と)仲良くなれれば」(笠原)と興奮を隠せない。

 選手ばかりでなくチーム関係者も“藤浪効果”を期待する。「あれだけ制球難で苦しんで死球を出しても堂々とマウンドに立っている藤浪の度胸をちょっとでも笠原が見習ってくれれば、一皮も二皮もむけるはず。せっかくのチャンスだし、どんどん話しかけにいくべき」との皮肉めいた理由からだが、藤浪から学ぶべきものは多いという。メジャー流トレだけでなく、藤浪の強心臓エキスを吸収した竜投手陣の来季が楽しみだ。