
エンゼルスの大谷翔平投手(28)の残留を受け、3日(日本時間4日)の米老舗スポーツサイトのスポーティング・ニュースは大谷残留に肩を落とした。「大谷の移籍がなかったことは驚かない。エンゼルスのファンにとっては喜ばしいことだと思う。しかし野球全体を通して見て、正直とてつもなくがっかりだ」「大谷翔平がエンゼルスのユニホームをなおも着るということで、偉大な10月になる可能性が再び滑り落ちていく」と失望感を強調した。
エンゼルスがポストシーズンに進出する可能性はゼロではないが、現時点ではほんのわずかだ。同サイトは「10月(のポスシーズン)こそが、大谷の野球選手としての真価がようやく見られるところだ。なぜ、多くのチームがたくさんのトッププロスペクトを諦めてまで、(来オフのFA権取得まで)わずか2回でもいいからポストシーズンに出場してもらいたいと努力したか、いかに彼が10月のために存在する選手であることがわかる。10月こそがレジェンドが生まれるところなのだ」とバッサリ。そう考える日米のファンは少なくないだろう。
エンゼルスではメジャー最高の選手と呼ばれるマイク・トラウト外野手(30)は2011年のメジャーデビュー後、ポストシーズン出場は14年の1度だけ。地区シリーズで敗退しており、「悲劇」と嘆く声は多い。大谷も繰り返してしまうのは許されない。多くのファンを裏切ることになる。ポストシーズンで輝く大谷を見るのはいつになるか。
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