エンゼルスの大谷翔平投手(28)は14日(日本時間15日)に本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「2番・DH」で出場し、3打数1安打、1得点だった。打率2割5分8厘。チームは延長10回、2―3で敗れて7月初の連勝を逃した。

 大谷のバットが快音を発したのは0―2の3回一死無走者だった。相手先発の左腕バルデスがフルカウントから投じた6球目、内角高めのシンカーを逆方向に強打。痛烈なライナーは左前ではずんだ。二死後、連続四死球で満塁とすると6番ビラーが押し出しの四球を選び、生還した。

 4回二死三塁は四球を選んだが、捕手が後逸。三走が生還して同点に追いついた。

 5回以降、こう着状態が続いたエンゼル・スタジアムが盛り上がったのは8回二死一塁だった。一発出れば勝ち越しだ。マウンドは3番手の右腕モンテロ。カウント2―1からの4球目、代走・ベラスケスが二盗に成功した。得点圏に走者を置きたかったのだろうが、大いに疑問。大谷が申告敬遠で歩かされ、続くウォードは空振り三振に倒れ、〝最後のチャンス〟を生かせなかった。これで敬遠は7となり、ア・リーグトップだ。

 初回一死無走者は2球目を打って二ゴロ。6回二死無走者は初球を打って遊ゴロだった。

 前日、6回を4安打1失点、12奪三振の快投でチームの連敗を5でストップしたが、その勢いを生かせなかった。大谷は6月9日(同10日)のレッドソックス戦から6連勝中。一方、チームは大谷登板日以外は11連敗と精彩を欠いている。今季最多タイの借金12はさらにふくらみそうだ。