全米が聞いた⁉「セイヤ・スズキ」の名前 米解説者も感心する〝待ちの姿勢〟

2022年04月14日 11時00分

 カブスの鈴木誠也外野手(27)は13日(日本時間14日)に敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦に「5番・右翼」で先発出場し、4回に開幕戦から5試合連続安打となる中前適時打を放ち、3打数1安打1打点、1四球だった。打率4割。チームは2―6で敗れた。パイレーツの筒香嘉智外野手(30)は「4番・一塁」でフル出場し、2打数無安打、2四球1三振だった。

 鈴木のバットが打点を叩き出したのは1―5の4回一死一、二塁だった。相手先発は右腕トンプソン。初球92・1マイル(約148キロ)の内角シンカーを振り切って中前に落とした。これで開幕戦からの連続試合安打を5に伸ばし、打点も4試合連続だ。得点圏では4打数3安打、7打点と勝負強さを発揮。カブス打線の中心になっている。

 2回先頭はファウルで粘ってフルカウントからの9球目、真ん中低めの87・1マイル(約140キロ)のカットボールを遊ゴロだった。2―6の6回一死無走者は2番手の左腕ピーターズと対戦し、カウント1―1からの3球目、85・4マイル(約137キロ)の内角直球を逆方向に打ち返したが右飛に倒れた。

 9回先頭は3番手の右腕クロウの微妙なコースに見向きもせずに四球を選んだ。四球はこれで5個目。日本時代と変わらずボールをしっかり見極める姿勢をTV中継の解説者らから再三、「彼はボールを追いかけない」とお褒めの言葉をもらっている。21打席で11度出塁。出塁率は驚異の5割2分4厘だ。ロックアウトが長引いた影響で、オープン戦は7試合の出場で実戦勘が心配されたが杞憂だった。開幕から5試合、「セイヤ・スズキ」の名前は米国で確実に浸透しただろう。今後、どんな活躍をしてくれるのか。期待しかない。

関連タグ: