ヤンキース敗因は「田中を手放したこと」と地元メディアがGM批判

2021年10月09日 09時55分

レッドソックス戦に先発したコール(背番号45)は3回途中3失点で降板(ロイター=USA TODAY Sports)
レッドソックス戦に先発したコール(背番号45)は3回途中3失点で降板(ロイター=USA TODAY Sports)

 12年ぶりの世界一を目指していたヤンキースがア・リーグのワイルドカードゲームでレッドソックスに屈辱の敗戦を喫したことを受け、ニューヨーク地区の米メディア、NJドットコムは、「振り返ってみれば最大の失敗は、オフに田中将大を手放したことだった」とブライアン・キャッシュマンGMを名指しで批判した。ヤンキースにとって田中がいかに重要な存在だったかを改めて知らしめた。

 ヤンキースはエースのゲリット・コール投手(31)を一発勝負に先発起用した。しかし初回に先制の2点弾を食らい、3回にもソロ本塁打を許し、3回途中3失点で降板。チームは逆転できず2―6で敗れた。今季のコールはア・リーグ最多タイの16勝をあげたが、後半戦の調子はいまひとつだった。

「オーナーはこうした試合で勝つためにコールと9年総額3億2400万ドルで契約したのだ」と同サイトはプレッシャーを制御できなかったコールに失望。そしてアストロズ時代のコールにバーランダーがいたように、ヤンキースではコールの重圧を和らげるために田中のような準エースが必要だったと説いた。

「田中は若くして衰えを見せ始めていたかもしれないが、頭が良くてタフだった。最も重要なことは田中ならコールのプレッシャーを軽減させられたことだろう」と論述。田中はプレーオフなど大舞台に強いと定評があった。

 来季に向けてヤンキースがやるべきことは「至ってシンプルだ。もしコールをポストシーズンでナンバーワンとして成功させるには、準エースを見つけること」と同サイト。田中は楽天と今季からの2年契約を交わしたが、今季終了後に契約を破棄できる権利を有している。ヤンキースが今オフに再び田中に接触してくるかどうか興味深いところだ。

関連タグ:

ピックアップ