大谷に二刀流のライバル出現!? ブレーブスのイノアが投手で満塁弾

2021年05月06日 11時00分

満塁弾を放った投手のイノア(ロイター=USATODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)の“二刀流”ライバル出現か、と米メディアが沸いている。その選手はメジャー3年目の右腕フアスカル・イノア(22)だ。米全国紙USAトゥデー(電子版)は5日(日本時間6日)に「ブレーブスのフアスカル・イノアが大谷翔平に対するナ・リーグの答えかもしれない」との見出しで、「効果的なスイングをしているのは大谷翔平だけでない」と報じた。

 イノアは4日(同5日)の敵地ナショナルズ戦に先発登板し、MAX99・6マイル(約160キロ)のフォーシームとスライダーを駆使して7回を投げて4安打1失点(自責0)、4三振2四球で今季3勝目(1敗)を挙げたが、活躍はこれだけではない。打者として2―0の6回二死満塁で相手2番手レイニーが1ストライクから投じた95マイル(約153キロ)の真ん中フォーシームを完璧に捉えると中堅バックスクリーンに叩き込んだ。打球速度107・4マイル(約173キロ)、飛距離427フィート(約130メートル)の特大満塁弾は自身2試合連発の今季2号だった。チームは6―1で勝った。

 イノアはチームでは1961年以来、本拠地をアトランタに移転後は初の先発登板して2試合連続で本塁打を放った投手となった。

 イノアは今季7試合に登板(先発6試合)し、3勝1敗、防御率2・36。34回1/3で38三振奪っている。DH制のないナ・リーグでは投手は打席に立つが今季は13打数5安打の打率3割8分5厘、2本塁打、6打点と好調で、4月28日(同29日)の本拠地カブス戦の2回にメジャー初本塁打を左翼席に運んでいる。

 イノアは試合後の記者会見で、昨オフは打撃に力を入れたことを明かした。リアル二刀流では出場するときも2番に座り、登板日以外はDHで出場する大谷と単純に比較することはできないが、100マイル(約161キロ)に迫るフォーシームを投げ、特大弾を放つ打撃は魅力十分。大谷のライバルになるのか、米メディアは大注目している。

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