第104回全国高校野球選手権大会(甲子園)は17日、今大会最初の休養日となった。18日の準々決勝で仙台育英(宮城)と対戦する愛工大名電(愛知)の倉野光生監督が代表取材に対応。1981年の前身・名古屋電気以来となる41年ぶりの4強入りをかけたゲームを前に意気込みなどを語った。

 3回戦から中2日で迎える一戦を前に、指揮官は選手のコンデションに自信を見せた。「ペースを崩さず普段通りの練習ができていますし、3試合やって特に疲れもない。しっかりご飯も食べて睡眠も取れている。ベストな状態で臨めるのかなと思います」。次戦のポイントについては「やはり複数の本格派投手が揃っていますんで、なかなか点は取れないでしょう。こちらが余分な点をやらないようにしないといけない」と語り、終盤勝負に持ち込むイメージだ。「中盤までは競り合い、後半に1、2点もぎとるゲームになると思う」と〝投手王国〟を相手に難しい試合になることを覚悟した。

 最後は名将らしく「相手を意識すぎると自分たちの野球ができない。戦術、対応、作戦といろいろあるでしょうが、その時々で状況判断して自分のプレーをすることが大事」とナインに求めた。星稜(石川)、八戸学院光星(青森)、明豊(大分)と実力校を退けて8強まで勝ち上がってきた愛知の名門。夏は41年前の4強が最高成績で、勝てば当時のエース・工藤公康ら偉大な先輩たちに肩を並べる。3年間同じ一つの部屋で寝泊まりする〝合宿所生活〟で培った固い絆で、夏の主役を目指す。