早くも闘志を燃やす。第94回選抜高校野球大会(18日開幕)の開会式リハーサルが17日に甲子園で行われ、大会1日目第3試合で初陣を迎える九州国際大付(福岡)の主将でプロ注目の野田海人捕手(3年)も参加。終了後のオンライン会見では聖地で再び顔を合わせるクラーク記念国際(北海道)の打倒に自信をみなぎらせた。

 4強入りを果たした昨秋の明治神宮大会でも1回戦で激突し、5―1と快勝した相手との再戦。奇しくも同じ初戦で相まみえることになるが、そんな〝因縁〟の対戦を前に「やりにくい印象はないです」と言い切った。

 速球派右腕の2枚看板を誇り、機動力野球も駆使するクラーク記念国際のオーソドックスなスタイルにも動じる様子はまったく見られない。手の内はすでに分かっている様子で「自分たちの持ち味である打力で打ち勝っていきたいと思います」とも述べ、前回の対戦同様に自慢の攻撃力で突き放す姿勢を見せた。

 今大会優勝候補にも挙げられるチームは主将の言葉通り、強力打線が最大の特徴。昨秋の公式戦では4番を務める体重104キロの1年生大型スラッガー・佐倉を軸に出場校中トップの計18本塁打を量産。打線全体の破壊力は申し分なく、野田自身も5番に座って公式戦14試合で3本塁打20打点、打率3割9分6厘と勝負強い打撃を武器に中軸を担う。加えて野田は2番手投手として先発もこなすスーパーユーティリティープレーヤー。誰もが認めるけん引役だ。

「自分たちの目標でもある甲子園に立っているだけでもうれしい」とも語った野田ら九州国際大付の戦いに注目が集まる。