ホークスナインを驚かせた“秋山講演会”

2014年02月01日 16時00分

宿舎でミーティングをするソフトバンク・秋山幸二監督

 ソフトバンクでは秋山幸二監督(51)がいきなり周囲を驚かせた。31日、宮崎キャンプのチーム宿舎に到着するや全選手、コーチ、チームスタッフを集めて、ここ2年間は行われていなかったキャンプイン前日の全体ミーティングを実施したが、それだけではない。参考資料が、指揮官のお手製プリントだったのだ。

 

 それは「プロフェッショナルとは」と題され、項目分けされたA4サイズのもの。「監督が一から全部作ってきた。我々は監督から渡されたものをコピーすることしかしていないんです」と球団スタッフは明かした。これまでの秋山監督といえば、各自の自主性に任せる方針で、チーム全体をグイグイ引っ張るような行動はしてこなかった。それだけに大変化だ。

 

 ミーティングの内容について秋山監督は「根本的なことだよ。自分が今どこの場所にいて、これからどうするか。ごく当たり前のことだ」と詳細を明かさなかったが、関係者によると、いかに目的に向けた準備を、日々こなしていくべきかというメッセージ性の強いものだったとのこと。球団幹部が「素晴らしかったと思います」と言えば、首脳陣も「最後の方は言葉も力強かった」と絶賛だ。

 

 李大浩内野手(31=前オリックス)の獲得など大補強が注目されるソフトバンクだが、秋山監督にとっては3年契約の3年目で勝負のシーズン。お手製プリント付きの熱いミーティングは、その気合の表れだろう。殿堂入りも決まった今年の鷹の指揮官はひと味違う?