都市伝説的な存在として有名な怪人、怪物、海外の妖怪のような「透明人間」。誰もが一度は透明人間になって悪さをしたい欲望に駆られたことがあるのではないだろうか? エロの妄想設定としては非常に有効かつポピュラーで、時間を止める能力と二分する選択肢であろう。
透明人間の定義は読んで字のごとく、体が透明で見えないものの、体そのものは実体があり攻撃されると傷ついたり、場合によっては死んだりする。もともとは小説の登場人物であり、架空のキャラクターだ。「SFの父」と呼ばれるH・G・ウェルズの作品が有名だ。
簡単にあらすじを説明すると、科学者が自分の開発した薬品で透明人間となり、さまざまな事件を起こすことを通して、人間の内面を描き出すというものだ。相手には姿が見えないことから、人間が一人の時に何を思っているかという設定は、人間の暗黒面を描写するのに打ってつけだと筆者は思う。
そのような創作上の存在である透明の怪物に襲われたと証言する人がまれにいる。山口敏太郎事務所に届いた奇妙な写真には、半透明の人間が写った物がある。一見すると普通の町並みの風景なのだが、通行人の男性の後ろにある道路の白線などが透けて見えるのだ。
筆者がとある真言宗の僧侶に聞いた話では、高野山を歩いていると木々をかき分けて透明な存在が出てくることがあるらしい。これはプレデターのような怪人が徘徊していて、その正体は弘法大師なのではないかと噂されている。
都内に住んでいる女性からは輪郭のみの透明人間に遭遇したという話も聞いた。麻布十番のホテルで昼間に睡眠を取っていたところ、自分の体の上を歩く存在がいて、目が覚めると輪郭しかない子供が歩き回っていたという。
そして最新の情報としては、2015年4月に米国で新たな透明人間が目撃された。これはカリフォルニア州ロサンゼルスで起きたのだが、男性が「95%透明人間」を目撃したというのだ。米オカルトマニアの間で95%透明人間だと評判になった。“95%透明”という控えめな点が泣かせる。
しかし「攻殻機動隊」などの漫画・アニメでは光学迷彩といって、光の屈折を利用して姿を消す技術が軍部で使用されている。実際に米軍は透明化スーツを開発しているという情報が2015年の5月に出回った。透明人間と言われるような存在も気になるが、人間が開発する「透明人間になれる」技術も恐ろしいものである。












