2013年1月、筆者はバンコクに行った。戦国期の日本人でアユタヤ王国にて王様の側近まで出世した山田長政の足跡や、アユタヤ王国の仏教遺跡などを取材した。大変興奮した時間を過ごさせてもらったが、残念ながら宿泊した古いホテルで、白人の老婆の幽霊を目撃してしまい、最後の最後でげんなりとしてしまった。
それでもタイにはまた行きたいと思っているのだが、タイにはいくつかUMAの情報がある。
昔懐かしい川口浩探検隊では「巨大怪蛇ナーク!! タイ秘境底なし沼に恐怖の魔神は実在した!!」という放送回があった。この時のネタ(探検)は楽しかった。全長28メートルもある大蛇ナークが存在しており、頭には角があったというのだ。当然、バリバリのやらせ番組であったのだが、子供だった筆者にとっては良い思い出である。
実はタイには巨大なドラゴンがいるという情報がある。これは戦時中、従軍し陸軍で戦った一部の兵士の間で語られた都市伝説のようなUMA談である。タイに駐留中の日本陸軍の部隊が、交戦し捕獲した敵兵たちの収容場所に苦慮する事態となった。あまりにも人数が多すぎて収容する場所がないのだ。そこで駐留地の近くにあった天然の洞窟を収容場所に改良し、その洞窟にたくさんの捕虜を収容していた。
だが、奇妙なことが起きる。なぜか、毎日捕虜の数が減っていくのだ。と言っても逃走した形跡はない。これはどういうことなのだろうかと疑問に思った日本兵たちが洞窟の奥まで調査してみると、巨大なトカゲのような生物に遭遇した。
これこそ伝説のドラゴン=竜ではないのかという声があがったが、四足歩行であることから、大トカゲの巨大個体ということで結論が出た。つまり、この洞窟にすむ大トカゲは捕虜を餌にしていたのだ。
この逸話は、あくまで風聞や噂話のレベルなのだが、現実にスマトラやインド、タイにはミズオオトカゲという生物が実在する。このミズオオトカゲは、爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に属するトカゲであり、別名サルバトールモニターと呼ばれている。最大全長2・5メートルになるとも言われており、鋭い爪を使い地面に深い穴を掘ったり、水中の泳ぎに適した尻尾を持っており、水辺で活動する。肉食であり、小型哺乳類や鳥類や爬虫類、両生類、魚類、昆虫類を捕食する。タイの場合、ごく普通に水路や地下溝に生息しており、日本の野良猫のように徘徊している。2メートル超えの個体も珍しくなく、タイの人々もあまり気に留めていない。
2013年5月22日には、バンコクの国会議事堂の天井裏にて、体長約1・5メートルのミズオオトカゲが発見、捕獲されている。タイの場合、国会にさえこんな巨大生物が隠れすんでいるのだ。
また、生物学的裏付けのない情報ではあるが、ミズトカゲの特殊な個体は3・5メートルにも及んだとされている。これぐらいのサイズになれば、人間を捕食する可能性はありうる。
戦後の話になるが、タイのジャングルの湖にて、30メートルのドラゴンのような個体が生息しており、日本人ジャーナリストが確認したという話が残されている。ここまでいくと話がオーバーになりすぎて信じられないが、巨大な爬虫類がタイに潜んでいる可能性はある。












