【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#663】非常に興味深いテーマであるが、直訳すれば「ケンタッキーの青い人々」となる。これは「ファゲイト一族」の末裔の人々であり、子孫の多くが青い肌を持っていたのだ。

 単なる人間ではないか、という指摘があるが、かなり珍しいケース例なので未確認生物に誤認される可能性が大いにあり、記録に留めるものとする。

 ケンタッキー州南部の街ハザードに、1820年頃から青き肌を持った人々が時々目撃されるようになった。いずれも、マーティン・ファゲイト&エリザベス・スミス夫妻の子孫であった。夫妻はメトヘモグロビン血症の遺伝を持っており、結果的に青い肌を持つようになった。

 ちなみに、ファゲイト夫妻の9人の子供のうち、青い肌を持った子供は4人もいた。狭い場所での親族による結婚を繰り返した結果、劣勢遺伝子である青い肌という特徴が出てしまったのであろう。一家をメチレンブルーで治療した結果、青い肌は完治したという。

 これは余談だが、日本の古文書に「竹内文書」というものがある。この文献の中で「五色人(ごしきじん)」という記述がある。白人、黒人、黄色人の3色は理解ができる。また、赤人はネイティブアメリカンである。青人は北欧系で、白人に吸収合併されて消えてしまったが、ファゲイト一族のような遺伝病の人がモデルだったのではないだろうか。