気持ちが自然とあふれ出た。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(7日、中国・深セン)、女子フリーが行われ、千葉百音(木下グループ)が148・40点、合計224・48点をマークし、GPシリーズ通算3勝目を挙げた。
2022年北京五輪銀メダルのアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)が4回転ルッツを着氷したことで会場の空気が一変。最終滑走の千葉にとって重圧の大きい状況だったが、冒頭の3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプを着氷させると、最後まで安定したパフォーマンスを披露。「6分間練習中も自分の出番が来るまでもダメかもしれないと思っていた」と頬を緩めた。
演技後の千葉の目には光るモノがあった。「一つひとつジャンプを決めていくにつれて、少しずつ自分の流れを取り戻していけた。最後のスピンまでしっかり練習でやってきたことができた。本当に現時点での会心の演技ができたので感情が爆発した」と涙を流した理由を明かした。
次戦はGPシリーズ第6戦NHK杯(27日開幕、東京)だ。「日本でしっかり練習する時間があるので、今日の結果を受け止めて、良かったところも悪かったところも両方あるので、まずはしっかり休んで次に向けて頑張れるようにエネルギーを蓄えていきたい」と決意を新たにした。












