J1福岡は6日、前東京V監督の城福浩氏(65)が新監督に就任すると発表した。リーグ戦4連敗で最下位に沈む中、J1昇格や残留争いなど豊富な経験を持つベテラン指揮官にチームの再建を託す。城福氏はクラブを通じて「やってやるという気持ちとともに緊張感とプレッシャーも感じております」と決意を示した。
福岡は1日の千葉戦に0―3で敗れ、13試合を終えて2勝1分け10敗の勝ち点7と低迷。3日に塚原真也監督(41)との契約解除を発表した。同日に西野努社長(55)は、残留争いのライバルとの直接対決3連敗について「一番決定的な要因」と説明。試合終盤の運び方や状況に応じた戦い方にも課題があったとし、監督交代に踏み切った背景を明かしていた。
城福氏はFC東京、甲府、広島、東京Vで監督を歴任。2009年にFC東京でナビスコカップ優勝、12年には甲府をJ2優勝とJ1昇格に導いた。22年6月に就任した東京Vでは23年に昇格プレーオフを制し、クラブを16年ぶりのJ1復帰に導いた。24年は6位、25年もJ1残留を果たしたが、2026~27年シーズンは開幕から8試合未勝利と苦戦。10月5日に契約を解除され、約1か月で再びJ1クラブの監督に就任することになった。
7日のホーム長崎戦は村上佑介ヘッドコーチ(42)が暫定的に指揮を執り、城福氏は11日の練習からチームに合流。21日のアウェー川崎戦が初陣となる見通しだ。
城福氏は就任に際し「チームが大変厳しい状況の中で、私に託していただいたこと、アビスパ福岡という素晴らしいチームの一員になれたことを光栄に思います」とコメント。J1での優勝争いや残留争い、J2からの昇格などを経験してきたことを振り返り、「今回この危機的状況から指揮をとりチーム作りをすることはこれまでにない経験」とした上で、「このチームの熱きサポーターのご声援とクラブに関わる全ての皆さまが一致団結すれば、現状打破できると信じています」と巻き返しを誓った。












