日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三名誉会長が5日、国際サッカー連盟(FIFA)会長選に立候補することを表明した。
田嶋名誉会長は今年の北中米W杯で、米国代表FWフォラリン・バログン(モナコ)の出場停止処分が執行猶予されたこと、米国が政治的に対立していたイラン代表の入国が適切にできなかったなど、FIFAのジャンニ・インファンティノ会長下での一連の出来事をきっかけに、立候補を決めたという。
しかし、10月23日に都内で行われたAFCの臨時総会で、アジア連盟(AFC)のシェイク・サルマン会長は「FIFA会長として新たな任期を目指すあなたと、あなたのリーダーシップを全面的に支援することを確約したい」とインファンティノ会長への支持を表明していた。
今月5日の理事会後に報道陣の取材に応じた田嶋名誉会長は「サルマンさんにも、直接今の気持ちを伝えた。そのときは、自分が(選挙に)出るとかは決まっていなかったので(立候補することは)お伝えしなかったが、インファンティノさんを私は今支持できないと伝えた」と意見を述べたという。
AFCの支持を得たインファンティノ会長に選挙で勝つために、田嶋名誉会長は「もちろんAFCはみんなサルマンさんの下で、インファンティノ会長を応援するのかもしれない。それがどれくらい締め付けているかわからないが、アジアの方は、多くの知り合いがいる。他の国に対しても、しっかり私がやりたいことは伝えていかないといけない。具体的にどこをどう回るかは発表できる段階ではない」とアジアの国々も一枚岩ではない状況を強調し、切り崩しも可能とみている。
また、出馬する意向はまだサルマン会長には伝えていないという。「電話したが、電話にはお出になられていないので、また終わったらしようと思う」と語った。










