J1福岡の村上佑介ヘッドコーチ(42)が3日、塚原真也監督(41)の契約解除に伴い、暫定監督として指揮を執ることになり、同日の練習後に取材に応じた。

 リーグ戦4連敗で最下位に転落する中、7日のホーム長崎戦を前に、サポーターに向けて「まだ我々は死んでないぞ」と訴え、巻き返しへの強い決意を示した。

 村上暫定監督は、塚原監督との契約解除について「こういう状況になってしまったのは僕も含めてですし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と責任を痛感。一方、選手たちについては目をギラつかせていると明かし、「それをしっかり送り出せるように、チームとしての雰囲気もつくって週末を迎えたい」と話した。監督交代を受けて選手たちも責任を感じているとし、ピッチで躍動する姿を見せることが重要だと強調した。

 短期間での立て直しに向けて、選手たちに求めたのは「活力」だ。「チームとしてパワーが欲しい。それは年齢関係なく、ベテランも含めて若手も含めて」と要求し、攻守の切り替えについても「そこが勝敗を分かつ部分だと思うので、そこで上回れるように」と力説。

 守備では消極的な姿勢を改め、「勇気を持って当たりに行く」ことを促す考えを示した。失敗を恐れず積極的に仕掛けることを重視し、選手起用についても「とにかくパワーのある選手、汗をかける選手」を基準に挙げた。

 次戦の相手は、現役時代に所属した長崎だ。当時の高木琢也監督の下でJ1昇格を経験しており、「今でも高木さんの前に立つと直立不動になっちゃいます」と笑いを交えて振り返った。ただ、古巣との対戦については「長崎にいたとか、過去は全く関係ない」と強調。相手の強みを封じてストレスを与え、福岡の持ち味を発揮することが重要とし、「ハチのように刺す」と勝利へのイメージを語った。

 サポーターには「選手が躍動する姿を見てほしい」と呼びかけ、「もう1回上を目指す」と宣言。チーム一丸となって勝利を目指すため「まずはこの週末勝つために力を貸してください」と共闘を求めた。