スペインリーグの放映権を保有する中国広播電子総合(CMG)は27日にスペイン1部の名門レアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エムバペが出場する試合の放映を中止すると発表した。スペイン紙「マルカ」が報じた。
エムバペが中国の指導者である毛沢東を「独裁者」などと揶揄したとされる動画が拡散して大騒動に発展。自身のSNSで「私は中国の人々と彼らの歴史に深い敬意を抱いており、心から申し訳なく思っています」などの声明を発表した一方で、同紙は「中国でスペインリーグの放映権を所有するCMGはエムバぺが出場する試合のみの放映を中止すると発表した」と伝えた。
すでに11月1日(日本時間2日)のラシン対Rマドリード戦の中継予定が削除されているという。また中国国営放送(CVTV)はエムバペが出演するテレビCM放送を停止すると発表。さらに東鵬飲料グループや乳製品会社の蒙牛乳業など、複数の中国企業がエムバペとの商業協力の終了した。同紙は「この論争は中国共産党全体会議と重なり中国におけるRマドリードのイメージを深刻に損なう事件にまで及んでいる」と指摘した。
この事態を受けて、同リーグのハビエル・テバス会長も「われわれは引き起こされた損害を理解しており、スペインリーガを代表し、中国国民に心からおわび申し上げます」と謝罪。その後、在スペインの中国大使と会談した写真を投稿するなど、関係修復に取り組んでいた。













