世界最優秀選手賞「バロンドール」(フランスフットボール誌選定)の授賞式が、26日(日本時間27日)に英ロンドン)で行われ、イングランド代表FWハリー・ケイン(33=バイエルン・ミュンヘン)が初受賞。3大会(リーグ、CL、W杯)で得点王となったフランス代表FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)は2位となった。

 現地メディアによると、主催者側は1、2位の差はわずかだったと説明する中、それは何なのか。投票権を持つオーストラリア人ジャーナリスト、ダニエル・ガーブ氏が自身の考えを説明した。

 オーストラリアメディア「フットボール360」によると、同氏は自身の投票について「ケインとエムバペをトップ2に絞り込んだ後、どちらを1位にするかを決めるのにかなりの時間を費やした。最終的には、ゴール数の多さが決め手となった」。ケインは評価期間中にBミュンヘンとイングランド代表で73ゴール。エムバペはRマドリードとフランス代表で58ゴールを挙げた。

 北中米W杯の結果を踏まえて検討しても、やはりその差は大きいと判断した。「ケインは北中米W杯で最高の成績を残せなかった。イングランドは3位に終わり、ケインは6ゴールにとどまった。一方、エムバペは8試合で10ゴールを挙げ、得点王に輝いた。フランスが、W杯でもう少し良い成績を残していればケインを上回っていたのかとも考えた。結局、15ゴールの差はあまりにも大きすぎた。ケインの得点が5~10点少なければ、おそらくエムバペが1位だっただろう」

 もちろん、他の投票者は別の基準で選んでいたのかもしれないが、どちらが最優秀選手の栄冠に輝いてもおかしくない成績を残したことは確かだ。