フランス1部リールの日本代表FW上田綺世(28)は、13日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグのアーセナル戦で左足を負傷。足底筋膜断裂と診断されたと現地で報じられた。J1鹿島のチームドクターで西大宮病院院長を務める整形外科医の関純氏に、復帰の見通しを聞いた。
上田の状態が懸念されている。フランスメディア「footenfrance」は「本当に足底筋膜断裂であれば、上田は(11月の)国際試合期間前には復帰できないだろう」と指摘。となれば、シンガポールでブラジルなどと対戦する11月の代表活動には参加できない。
リールのダビデ・アンチェロッティ監督は、慎重な姿勢だ。フランス紙「レキップ」などによると、16日の会見で「特殊なケガなので、復帰時期を断定するのは難しい。治療経過や痛みの程度に大きく左右されるからだ。ケガの経過を正確に把握するのは非常に困難なので、軽率なことは言いたくない。長引かないことを願っている」と今後について明言を避けた。
上田が痛めた足底筋膜とは、かかとの骨から足の指の付け根まで扇状に広がる厚い線維組織。症状についての詳細な情報はないため、関氏は「やはり程度によると思う。MRI検査などをしてみて、損傷の状況を見てみないと判断はつかない」と前置きした上でこう見解を示した。
「軽いものであれば、数週間で治ることもある。重傷になってくると、(復帰まで)数か月かかることもある。サッカー選手では多くないケガだし、よほどひどくなければ、手術をするような例はあまりない」。報道されている〝断裂〟という表現が正しければ、来年1月に開幕するアジアカップ(サウジアラビア)への出場が難しくなることも想定される。
最悪の場合、不動のエース抜きで臨まなければならないが、まだはっきりとした症状は発表されていない。それだけに、関氏はチームドクターとして鹿島時代の上田と交流もあり「程度がわからないので、何とも言えないが、やはり早期回復を願いたい」と希望。森保一監督が最後に指揮を執る大会で〝まな弟子〟のエースはピッチに立てるのか。














