来年1月1日限りでの引退を表明したJ1川崎の元日本代表FW小林悠(39)が残された日々への思いを明かした。

 小林は4日の練習後、取材に応じ、引退決意後に各試合会場で相手サポーターからも拍手を送られることに「ありがたいですね。一選手として本当にうれしい」と語った一方、途中出場で2点目をアシストしながらも2―4で敗れた〝神奈川ダービー〟横浜M戦(1日)を振り返って「本当に負けて悔しかったし、自分も決めたかった。もっと早く出たかったなって。まだそう思えるんだなと、あの日の試合で思った。だからまだチームを勝たせられるようなプレーをしたいんだなと」と吐露。引退を決意してからも、なお自身の高い意欲を感じたという。

 今季はU―21Jリーグにもオーバーエージ枠で参戦。10月3日の東京V戦では貫禄のゴールを決めた。クラブの今後を担う後輩らに向けて「勝つための気持ち、背中は見せたい。若い選手ほどまだ動けないので、勝負どころでのこだわりなど、自分は持っていると思うので。若い選手にはそういうところを見せたい」と語った。

 2017年に23得点をマーク。J1得点王となるなど、チームに数々のタイトルもたらしたバンディエラとして「優勝争いができるチームになってほしいし、フロンターレという地域密着の良さや、いろいろなサッカーに関することで、いろいろな人を幸せにできるようなクラブであってほしい」と願っていた。