J1柏のMF遠藤渓太が、古巣への恩返しを誓った。
明治安田J1リーグ第11節(21日、味スタ)、アウェーの柏はFC東京と0―0で引き分け、上位対決は両者痛み分けとなった。
序盤から相手に主導権を握られ、前線へうまくボールを運べない展開が続いた柏。自陣に押し込まれる時間が長かったものの、守備陣が体を張って踏ん張り、ゴールは許さず。スコアレスのまま前半を折り返した。
後半開始から遠藤、MF小泉佳穂、DF原田亘の3枚を投入すると流れが一変し、ボールを保持しながら攻撃を続ける。しかし、決定打を欠いてネットを揺らせないまま時間が経過。終盤の反撃はしのぎ切り、敵地で勝ち点1を手にした。
遠藤は今年6月にFC東京から柏へ移籍。この日が加入後初の古巣戦だった。試合後にFC東京のゴール裏へあいさつに向かうと、スタンドからは在籍時のチャントが送られた。
温かいエールを受けたMFは「本当は得点を決めて、東京のゴール裏に行きたかった」と吐露しつつ、「東京のときのチャントを歌ってもらうのは最後だと思うので、もっとかみしめたかった。でもたくさんリピートして歌ってもらって、自分の記憶の中に残った」としみじみ。続けて「本当に感謝の気持ちを持って、東京より上の順位で終わってやりたいなと思う」と強い決意を示した。
また、現在右ヒザの負傷で離脱中の大ベテラン、DF長友佑都(FC東京)とも言葉を交わしたといい「『次は待っとけよ』と言われた。佑都さんが復帰してきてマッチアップできるように、自分が健康でいられるようにしたい。僕なんかで良ければ佑都さんの帰りを待っている」と同じ番号を背負う先輩の復帰を心待ちにしていた。










