スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(25)が完全復活だ。18日(日本時間19日)、久保は敵地でのマラガ戦に公式戦7試合ぶりに先発出場し、開始3分で今季初ゴールとなる先制点を挙げた。後半には同僚の得点をアシストし、チームの5―2での勝利に貢献した。2日に女優の福原遥との結婚を発表後、初のゴールで上昇気流に乗りそうだ。

 やっと巡ってきた先発で、久保が自らの存在価値を強烈アピールだ。前半3分、右サイドから中央へドリブルで切り込むと、ペナルティーエリア外で左足を振り抜いた。弧を描いたボールはゴール左へと吸い込まれた。大歓声の中、表情を変えずに一度ペロリと舌を出して走り、仲間から祝福を受けた。2―0で迎えた後半14分にはFWミケル・オヤルサバルのゴールをアシスト。久保の奮闘もあり、チームは5―2で快勝した。

 R・ソシエダードでは昨年12月20日のレバンテ戦以来、約10か月ぶりのゴールとなった。また、2日に福原との結婚を発表後、初得点。妻の存在は、復活の大きな原動力になったはずだ。

 ペッレグリーノ・マタラッツォ監督は「タケ(久保)のゴールは素晴らしかった。彼が試合に臨む姿勢、集中力と決意の固さにとても満足している。自分の実力を示したいという意欲が伝わってきて、実際にそれを成し遂げた。タケの前半のプレーは素晴らしく、ゴールも美しかった」と絶賛。また、スペインメディア「エルデスマルケ」はチーム最高の9を付け「右サイドで、タッチラインに近づかずにボールを受けることを習慣としており、ゴールを見据えながら、その巧みなプレーで相手ディフェンス陣に多くの脅威を与えた」などと高く評価した。重圧を乗り越えた久保が、巻き返しを図る。