日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦技術委員長とU―21日本代表の大岩剛監督が6日、都内で会見を行い、森保一監督が12月も引き続きA代表の指揮を執る方針であることを明かした。

 アジアサッカー連盟(AFC)は3日、開催地・サウジアラビアの情勢不安を受け、2027年1月に開幕予定だったアジアカップを同年12月に延期すると発表。当初の予定では、大岩監督が26年3月からA代表監督を兼任する運びとなっていたが、この変更により、28年ロサンゼルス五輪の予選を兼ねるU―23アジアカップ(28年1月開幕)と大会日程が重なる懸念が浮上している。

 自身の去就について大岩監督は「分からないことが多いので、私自身が何かを決めたりすることはできない。いろんなことが明らかになってから判断したいという気持ちでいる」と述べるにとどめた。

 また、アジア杯の延期に伴い、12月30日に大阪・パナスタで予定されていた国際親善試合は、国際Aマッチウィーク(IW)の対象外となった。実施自体を危ぶむ声も上がっていたが、山本技術委員長は「現在JFAとしては、日本代表の活動として森保監督のもと実施する方向で最終調整中」と語った。

 拘束力のないIW外のゲームゆえに海外組の招集は難航が予想される。それでも「(国内の)選手たちの成長の機会としては、非常に大きなものがある。きっかけとなるアドバイスももらえるだろうし、その刺激が彼らの心に刺さって伸びていくことは間違いがない」とマッチメイクの意義を強調した。