メーガン妃が、料理番組「ジュニア・マスターシェフ・オーストラリア」の次期シリーズに出演することが10月27日、発表された。メーガン妃は「番組が始まるのが待ちきれない」と意欲を示している。しかし、一部のオーストラリア国民から反発の声が上がっている。番組制作陣が、なぜ自国の才能ある人材ではなくメーガン妃を起用したのか、疑問の声が出ているのだ。英紙ミラーが28日、報じた。

 メーガン妃は今年4月、ヘンリー王子とともにオーストラリアを訪問した際、同国の人気料理番組「マスターシェフ・オーストラリア」にゲスト審査員として出演した。

 その際、料理人で司会者のポー・リン・ヨウ氏との息の合ったやり取りが視聴者から好評を博した。このため、2027年前半にメルボルンで予定されている収録で、2人が再び共演することを楽しみにしているファンも多い。

 同紙がメルボルンの街頭で市民に取材したところ、メーガン妃の出演に反対するオンライン署名には数百人が賛同しており、一部の市民が今回の起用を歓迎していないことが分かった。

 市民からは「なぜ彼女なのか?」という疑問の声が上がっている。買い物に出かけていたセルビーさん(77)は2020年まで、ロンドンや英国ケント州ハイスに住んでおり、当時の英国で夫妻の婚約から結婚、王室の主要公務からの離脱までの動きを見守ってきたという。

 セルビーさんは「私は彼女が大嫌いです。自分を料理人だと思っているのでしょう。誰かが彼女を呼ぶためにお金を払ったんでしょうね。彼女はただ、お金が欲しいだけです。彼女は王室の肩書を利用しているだけです。もう王室の一員ではないというのに」と語る。

 さらに、ローザさん(76)も「冗談だと思います。なぜ彼女が必要なのでしょうか? オーストラリアには、あの仕事ができる人が大勢います。私は彼女のファンではありません。オーストラリア人を起用すべきだと思います」と話した。

 一方、メーガン妃を起用する価値を理解する人もいた。ピーターさん(39)は「彼女の名前には人々の注目を集める力があります。料理には料理人以外の視点もあるでしょう。私は反対署名なんて気にしません。世の中には、たいした理由もなく有名になっている人がたくさんいます。仮に誰かが、自分の能力にふさわしくない仕事をしていたとしても、私には何の問題もありません」と指摘した。

 一方、メーガン妃には視聴者を集める実績もある。今年4月にゲスト審査員として出演した回は160万人が視聴。動画配信の当日視聴者数も11万8000人に達し、番組の歴代最高記録を更新したという。賛否を呼ぶメーガン妃だが、その知名度は番組にとって大きな武器となりそうだ。