ドジャースの大谷翔平投手(32)は15日(日本時間16日)に本拠地ロサンゼルスでのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦で「1番・DH」で先発出場し、8月18日(同19日)のロッキーズ戦以来、26試合、116打席ぶりの一発となる3ランを放った。

 ドジャースタジアムが騒然となったのは1点を先制した2回二死一、二塁だった。2番手の右腕メイのカウント1―1からの3球目、内角低めの95・1マイル(約153キロ)カットボールを豪快にすくい上げると、ベンチに向けて両腕を突き上げた。角度34度、打球速度113・1マイル(約182キロ)で高々と上がると右中間席上段に飛び込んだ。飛距離428フィート(約130・5メートル)の特大弾だった。自身はこのポストシーズン初本塁打。チームにとってもNLCS初アーチだ。

 初回先頭は左腕ドロハンのカウント1―2からの5球目、外角低めのボール球のカットボールにバットは空を切った。

 開幕から3連敗。7回戦制のシリーズで3連敗から4連勝したのは過去42度で1度だけ。突破確率2・4%だ。2004年のレッドソックスはア・リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに3連敗して迎えた第4戦で1点を追う9回にロバーツ(現ドジャース監督)が代走で起用されると「ザ・スチール」と語り継がれる二盗に成功。そこから同点に追い付き、サヨナラ勝ちすると一気に4連勝した。流れを変える一発になりそうだ。