日本ハムが15日のソフトバンクとのCSファイナルステージ第2戦(みずほペイペイ)に2―6でサヨナラ負け。アドバンテージを含めて通算0勝4敗となり、敗退の崖っぷちに立たされた。
同点の9回に栗原に痛恨のグランドスラムを浴び、勝負を決められた新庄剛志監督(54)は「諦めませんよ」とだけ言い残して球場を後にした。いよいよ苦境に立たされたチームでは、グラウンド外でも助っ人の個人的な問題に頭を抱えている。ロドルフォ・カストロ内野手(27)が母国のドミニカ共和国で建設中の自宅を巡り、建築会社との間でトラブルが発生。現地で逮捕状が出されていることも判明し、球団側も14日夜に帰国したことをこの日発表し、関係者や代理人から情報収集している。
CSファイナルの真っただ中のトラブルだけに、球団関係者は「事情はあるにせよ、何もこのタイミングで問題を公にしなくても…」と困惑するばかり。別のスタッフも「ホークスとのCSファイナルはチームにとってシーズンの借りを返す重要な戦い。その最中でカストロの問題で騒がれるのはチームにとって好ましくない」と事態の早期沈静化を願っている。
だが、そんな思いとは裏腹に主砲でカストロの兄貴分でもあるレイエスが〝参戦〟してきたから頭が痛い。
この日、自身のインスタグラムで「この国(ドミニカ共和国)には楽して稼ごうとする人が大勢いる。どうかこの投稿をシェアして多くの人に(内幕を)知ってもらいたい。そうすればロドルフォがこれまでの苦難を乗り越え、前に進めるはず。今回の問題は彼(カストロ)からお金を奪い取ろうとしているだけなので」と擁護し、拡散を要求した。これには前出関係者も複雑だ。
「モーレ(レイエスの愛称)がカストロを擁護したい気持ちは分かる。今季チームの同僚として1年間苦楽をともにしてきたわけですし、現地の悪徳と思われる建設業者にだまされたカストロを救いたい一心の行動なのでしょうから。ただ、今回の問題はカストロ自身に非がある可能性も否定できない。母国で逮捕状が出ているということはそういうことなので。下手にモーレがこの問題に加担してしまうと、モーレにも影響が飛び火しかねない。仮にそうなればチームとしては大ごとになりますから。今はとにかく推移を見守るだけにしてもらいたいです」
ただでさえ強敵との大一番の最中にトラブルの拡大…。苦難が続く日本ハムはミラクルを起こせるのか。












