地区シリーズでレイズにスイープ負けを喫し「解任騒動」が湧きおこったヤンキースのアーロン・ブーン監督(53)に強力援軍だ。

「ニューヨーク・ポスト」紙は13日(日本時間14日)、「ジョー・ジラルディー元監督、ヤンキース退団の苦い経験後、アーロン・ブーン監督を擁護…『監督として最高の年だった』」との記事を配信した。

 2009年のワールドシリーズ優勝時のヤンキース監督であるジョー・ジラルディー氏(62)がポッドキャスト番組「ジョエル・シャーマンとジョン・ヘイマンのショー」に出演した。

 記事は「ブーン監督は来季も続投する見込みだが、先週ヤンキースがレイズにプレーオフでスイープ負けを喫して以来、解任を求める声が上がっている。本紙が行った世論調査では、1万2507人中、1万人以上がブーン監督の解任を望んでいることが明らかになった」とファンからの批判を伝えた。

 そんな逆風が吹くなか名将は「今年はブーン監督のキャリアの中で最高の年だったと言えるだろう。彼がこのシーズンを通して、チームが直面したあらゆる困難の中で、最大限の力を引き出したと思う。試合の勝ち方についても、彼はこれまでとは違うやり方をしなければならなかった。以前のように打撃力で勝つのではなく、投手陣の力で勝つ必要があった。今年はそれができなかった。だが彼はブルペンを非常にうまく指揮し、投手陣の能力を最大限に引き出したと思う」とジャッジ、スタントンら主力野手がケガに見舞われたなか、できることはやりきったとした。 

 続けて「敗れたのは彼のせいではない。選手たちが期待していたような活躍をできなかった、あるいは一部の選手は期待されていたほど優秀ではなかっただけだと思う」と指揮官を全面擁護した。伝統球団を率いることの重圧は実際に指揮した人間にしか分からないのかもしれない。