タラレバは禁物だが…。ドジャースの正捕手、ウィル・スミス捕手(31)の判断が物議を醸している。

 12日(日本時間13日)に行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦で、先発した山本は3回途中3失点でまさかの早期降板。連敗を喫したチームは通算成績0勝2敗となり、窮地に立たされた。

 その中で山本は2番・チュラングとの2度の対戦で二塁打、四球とされ、いずれも失点に絡む出塁を許していた。どちらの対戦でもストライクゾーンのギリギリに3球以上投げ込んでいたため、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は13日(同14日)に「ドジャースがチャレンジしていれば、どちらも三振になっていたはずだ」「三振で終わっていれば、この試合の展開は大きく変わっていただろう」と報じた。

 四球を与えた直後には、山本がABSチャレンジをしないのかをスミスに確認。しかし、試合が序盤だったこともあって権利を〝温存〟することを選んだ。そして結果的に一死一塁が一、二塁となった後、二死満塁までピンチが広がってイエリチに2点適時打を浴びて山本は降板。相手に主導権を渡すことになり、同誌は「第2戦の結果を左右した」と断じた。

 もっとも、三振だったとしてもその後の展開がどうなっていたかは誰にも分からないが、ワールドシリーズの3連覇に暗雲が垂れ込めたことで敗因探しもヒートアップしている。