ブルワーズは12日の(日本時間13日)のドジャースとのリーグ優勝決定戦第2戦を7―4で連勝。王者ドジャースをいきなり追い詰めた。
エース山本を揺さぶったのは4番のジェイク・バウアーズ内野手(31)だった。1点を追う3回、二死一、二塁から打席に立ったバウアーズがスプリット、カットボール、ストレート、シンカー、カーブとあらゆるボールをファウルにし続け、12球を投げさせた揚げ句に四球を選ぶ。要した時間は7分間。満塁にすると、続くイエリッチが中前に2点適時打を放って逆転に成功し、山本を早々にマウンドから引きずり下ろした。
してやったりのバウアーズは「最高に楽しかった。何をするにしてもあれほど集中して没頭できるというのは僕にとって最も楽しい経験の1つでした。7分間? そんなに長く感じなかった。30秒くらいに感じたよ」と振り返った。フルカウントから6球目をファウルにするとそこから6球連続でファウル。心の中で「粘れ、粘るんだ」と言い続け「ある段階からストライクを打ち返すことだけに集中する状態になった。少し我を忘れるというか、流れに乗って勝負に没頭している感覚でした」と〝ゾーン〟に入っていたという。脅威の粘りで屈指の好投手を攻略し、一気に王者の牙城に迫った。












