まさかのトレードは実現するのか――。レッズOBで2010年にMVP、オールスターゲームに6度出場したジョーイ・ボット氏(43)が発した仰天プランが波紋を広げている。
2023年までレッズひと筋でプレーし、24年に現役を引退したボット氏は「エリーにはデパウラ。誰が断れるというのか?」と自身のXに投稿。ドジャースとブルワーズのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦(12日=日本時間13日)が行われていた試合中の出来事でジワジワと広がりを見せていた。エリーとはレッズの〝超人〟エリー・デラクルス内野手(24)のこと。ドジャースの新鋭、ホスウェイ・デパウラ外野手(21)とのトレードならば釣り合うとの意味合いだった。
これに対し、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は13日(同14日)、「デパウラがFAとなるのは2027年シーズン後。レッズは野球界屈指の有望株を獲得し、今後数年にわたってチームに留め置くことができる」とした上で「デラクルスは2029年シーズン後にFAとなる見込み。しかし、レッズと契約延長で合意に至らない場合、2027年のトレード期限、または2028年シーズン後に彼をトレードに出す可能性が高い」と占った。
ただ、デラクルスはレッズの主力で放出すればチームを解体するも同然となる。同誌は「デラクルスはオールスターに2度選出された経験を持ち、チームの核となる選手だ。レッズにはすでに埋めるべき穴が山ほどあり、彼をトレードに出せばこれまでで最大の穴が空くだけだろう」と否定的な見解で「デラクルスはファンからも愛されている。レッズがポストシーズン争いから脱落しても一部のファンが試合を観戦するのは彼がいるからにほかならない。デパウラは大きな期待を抱かせる活躍を見せているが、あくまでも有望株に過ぎない」と斬って捨てた。
デラクルスは大谷がエンゼルスに在籍していた当時、本物かどうかを確かめるため、腕をツンツンしたことでも知られる。今年9月にドジャースと対戦した際には外野からの中継プレーで、遊撃から本塁へ169キロという驚異的な送球でタッチアウトにして度肝を抜いた。ドジャースとしては味方になれば頼もしい限りだが、現状では実現する可能性は低そうだ。












