ドジャース・大谷翔平投手(32)が13日(日本時間14日)、ドジャー・スタジアムで行われた練習前に会見し、コンディション不良と不振の関係性を完全否定して復活を誓った。

 チームはブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズで2戦2敗。ワールドシリーズ進出、さらに3連覇を目指すためには第3戦(14日=同15日)から巻き返す以外に道はない。窮地に立たされた大きな要因の一つは長引く大谷の打撃不振。ポストシーズンに入っても調子が上がらず、6試合で打率1割5分(20打数3安打)に沈み、メジャーで自己最長となる110打席本塁打なしとなっている。

 しかし、ロバーツ監督はこの日、大谷と話し合った結果、第3戦も先発起用することを明言した。それを受ける格好で急きょ会見に臨んだ大谷は、不振の原因を問われると「なぜと言われると、実力だからと言うしかない」とキッパリ。「(ケガの)症状で打てないということでもないですし、すべて実力の範囲内」と左ヒザや右上腕、首の影響を完全否定し、第1戦で気にするそぶりを見せた腰についても「腰は特には大丈夫ですかね」と打撃への影響と明確に切り離した。

 そして、本塁打だけでなく二塁打以上の長打も鳴りを潜めている点については「長打に関してはポイントの問題なのかなと思っているので。タイミングとポイントの問題」と自己分析。「たとえ不運なケガだとしても、それも含めて実力」とあくまでもコンディションではなく技術面に問題があるとした。

 大谷の復調は周囲の誰もが願うところ。ベッツも「見ていてツラい。早く抜け出してほしい。頑張っているのは分かっている」と明かしていた。大谷も期待に応えるべく「信じてくれる人のために頑張りたい。そういう人がいるうちは頑張りたい」と復活を誓い、ロバーツ監督の先発起用にも「決めるのはフロントでもあり、監督の仕事。ラインアップに入った以上は、それに伴う仕事をしたい。いつ使われてもいい準備をみんながしていると思うので、その中の一人として今日もやりたい」と意気込んだ。

 大谷のスランプがこれほど長引いたことがないだけに風当たりも強いが、結果で応えてみせる。