チームみらい党首でAIエンジニアの安野貴博氏が9日、ABEMA TVのニュース番組「ABEMA Prime」に出演。連日発生している不正アクセスによる個人情報の漏えいについてコメントした。

 現状について安野氏は「多分大事なのは、今すごい件数公表しているように見えると思うんですけど、多分氷山の一角だと思います」とキッパリ。「つまり、分かっていても、『これ公表しないでおこう』っていう企業もたくさんあると思います。もっと悪いと、漏れてても気づかない企業も相当にある。ということを踏まえると、ここに見えている数字っていうのが、まだまだ氷山の一角であると思った方がいいと思ってます」と私見を述べた。

 司会の平石直之アナが「現状で言うと、自分の個人情報が漏れちゃったかもという話。もう一つ進むと、自分の銀行口座がある日突然ゼロになっている、という恐れはないのか」と質問すると、安野氏は「まさにそうで、さまざまなサイバー攻撃の中でも、情報漏えいっていうのは、もちろん大変な事態ではあるんだけれども、最悪の事態ではまだないと思います」と明言。

 理由について「まだ銀行の勘定系が大きな被害に遭ってるというのは国内では報告されてないと思いますが、例えば楽天証券さんとか、そういう守りが硬いとされている金融機関からも情報漏えいが始まってますし、実際の資産に影響が及んでもおかしくない。さらにその先に、ライフラインを担ってるようなインフラに対する攻撃が起きてもおかしくない」と説明した。

 続けて「例えば病院のシステム全部止まりましたとなったら、その病院で医療行為続けられなくなっちゃう。電気が止まっちゃうかもしれない。そういう重要なインフラ施設に対するサイバー攻撃っていうのも、この先エスカレートしうる。個人情報が漏れているのもマズい事態なんですけど、この時点でそこの先を見て、ちゃんと守りを固めていかないと相当まずいと思う」と訴えていた。