民主改革の会・小川淳也代表は9日、国会内で会見。衆院選で自身を応援しなかった自治体の道路予算を「大幅にカットした」と発言した問題で揺れる簗農水相を続投させる判断をくだした高市首相に苦言を呈した。

 高市首相は8日、「私自身、(簗氏の)発言は不適切だと考えましたので厳しく注意をいたしました。政治家の発言については本人が適切に説明することが重要であり、しっかりと説明したうえで襟を正して職責をまっとうしてほしいと考えております」と更迭を否定していた。

 小川氏は会見の冒頭、「(簗)農水大臣について一言。高市総理は『仕事で返せ』とのことのようですが、そもそも仕事のやり方が問われている人ですから、仕事のやり方が問われている人に、その経過なり結果の説明を求めず『仕事で返せ』というのは筋道が違う。まったく論点をはぐらかせたごまかしであると申し上げ、あらためて任命責任を問いたいと思っています」とコメントした。

 国土交通省は簗氏とのやり取りに関する調査を行った結果、記録が残っていないと6日に発表したが、小川氏はこちらも疑問視。

「国交省におかれても詳細な記録がないというようなことですが、そんなことはあり得ません。私も霞が関で10年近く勤務した人間ですが、必ずメモを残していますから、それが官僚の仕事ですから。担当者が1人を抱えて、ましてや国会議員からなんらかの連絡があったことをうやむやにして上司に報告をしない、共有しない、文書化されない、そんなことはあり得ない。これは場合によっては嘘だということになりかねない。国交省にもお役人にも、気の毒ですから災難だと思いますから(簗氏に対して)厳正なる対処を求めたいと思っています」と語った。