ヘンリー王子は、ウィリアム皇太子が亡き母ダイアナ妃を追悼するさまざまな計画を立てている可能性に「激怒している」という。英紙エクスプレスが7日、報じた。

 米芸能サイト「RadarOnline.com」によると、ヘンリー王子はダイアナ妃への追悼として、ドキュメンタリー制作を検討しているという。報道によると、その一方でウィリアム皇太子は、ダイアナ妃が1996年に当時のチャールズ皇太子との離婚後に失った「HRH(妃殿下)」の称号を、死後30年後の来年に回復できるかどうかを検討しているようだ。

 この計画は画期的なものであり、ある王室関係者は、ヘンリー王子はウィリアム王子に「見劣り」したり「負けたり」したくないと考えていると語った。

 さらに同関係者は「ヘンリーは、ウィリアムが自分には使えない切り札(称号回復)を持っていると感じて激怒している。ヘンリーはドキュメンタリーを制作したり、インタビューに応じたり、ダイアナの人道的な功績をたたえたりすることはできるが、ウィリアムは王位継承者であり、王室の中で全く異なる影響力を持っているからだ」と指摘した。

「ウィリアムが最終的に母親が奪われたものを取り戻す手助けができるとしたら、ヘンリーはそれを非常に具体的な行動だと考えている。テレビ番組はすぐに終わってしまうが、ダイアナ妃を歴史に再び刻むことは永遠に残る。ただしヘンリーの視点からすれば、それは自分が手がける(映画関連の仕事は)どんなものも二の次に見せてしまうリスクがある」と、同関係者はダイアナ妃の名前の影響力を改めて強調して、こう続けた。

「それがヘンリーを本当にいら立たせている点です。ダイアナ妃をしのぶことが兄弟間の競争になってしまうのは嫌なのですが、同時にヘンリー自身には決してできない追悼の言葉でウィリアムに言い負かされたと感じたくもないのです」

 現時点では、ヘンリー王子側からもウィリアム皇太子側からも公式な計画は何も発表されていないが、水面下での兄弟間の争いはすでに始まっているようだ。