ダイアナ妃が秘密裏に録音したテープがドキュメンタリー映画で公開されることが分かり、彼女の弟であるスペンサー伯爵がチャールズ国王について行った主張の真相が明らかになる可能性が出てきた。英紙ミラーが8日、報じた
ダイアナ妃に関する新たなドキュメンタリー映画「ダイアナ・アンハード」(Diana Unheard)が、彼女の早すぎる死から30年となる来年に公開されることがこのほど明らかになった。英ラブ・マンデーTVが制作を手掛け、3部構成のドキュメンタリーとなっている。同作品は、ダイアナ妃が秘密裏に録音した音声記録に基づいている。
これらのテープの一部は以前にジャーナリストのアンドリュー・モートン氏に渡され、1992年のベストセラー「ダイアナ:真実の物語」(Diana:Her True Story)の執筆に用いられた。そして同じテープが今回の映画の基礎となっている。
プロデューサーらはこれらのテープは「彼女の弟であるチャールズ・スペンサーが最近出版した著書『スワン・ソング』で取り上げた内容の一部を網羅している」と語っており、伯爵の主張に関する真偽が明らかになる可能性が出てきた。
ダイアナ妃の弟チャールズ・スペンサー伯爵は1997年8月にパリで起きた自動車事故でダイアナ妃が急逝した後、チャールズ国王が「大丈夫だ。私たちはすぐに彼女のことを忘れるだろう」と言ったと主張し、バッキンガム宮殿と激しい対立を繰り広げている。
先月発表された声明の中で、宮殿は次のように回答した。「原則として書籍についてコメントすることはありませんが、陛下は、きょうだいの死による悲しみは理性を曇らせ、判断力に影響を与え、たとえ何年も経ってからでも、他人が気づかないような形で記憶を歪める可能性があることを承知しておられます」
しかし、ラブ・マンデーTVのケリーン・ベアフィールド氏は、この新シリーズの制作動機は過去の遺恨を晴らすことではなく「ダイアナに発言の機会を与えることが目的だった。メディアは常にダイアナ妃は悲しくて孤独で、操られていたという悲劇的な物語を私たちに伝えてきた。これらのテープは、そのような話は全く語っていません。語っているのは、自らの意思を持ち、自分が何を望んでいるのか、そしてそれをどうやって手に入れるのかを知っていた、信じられないほど勇敢な女性の話です」と語っている。
1つの組織がダイアナ妃の未公開のテープの全アーカイブに一度にアクセスできるようになったのは今回が初めてとされており、ベアフィールド氏は、それらのテープがダイアナ妃の人間的な側面を明らかにしていると主張した。
「初めてテープを聴いた時、私が一番気に入ったのは彼女の笑い声でした。中盤のエピソードでは、彼女の幼少期に遡ります。そこには予想もしなかったような出来事がたくさんあって、彼女が幼い頃から主体性と強い意志を持っていたことがよく分かります」
ヘンリー王子もダイアナ妃の死を悼むドキュメンタリーを制作する予定と報じられているが、王子からの公式発表はまだない。











