ナ・リーグ地区シリーズ第3戦(6日=日本時間7日)直前にパドレスの守護神ミラーが父親リスト入りしたことで議論が湧きおこった。一方、同じ状況のヤンキースの左腕マックス・フリード投手(32)は7日(同8日)の本拠地レイズ戦で先発マウンドに上がることを明言した。

 地元「ニューヨーク・ポスト」紙は「マックス・フリードは、ガールフレンドが出産するかどうかにかかわらず、ヤンキースの地区シリーズ第3戦で先発登板する予定だ」との記事を配信した。

 ヤンキースはア・リーグ地区シリーズでレイズに0勝2敗。もう後がないなか、フリードの恋人レニさんの出産予定日が迫っているという。だがフリードは「私には、これが私の仕事であり、(7日の)試合結果に影響はないことを理解してくれる、とても協力的な家族がいます」と、パートナーの理解を得たうえでマウンドに上がると宣言した。

 フリードの2024年のヤンキース入団会見にもレニさんが同席していた。記事は「左腕のフリードは、第1戦の先発ゲリット・コール(5回1失点)や第2戦のカム・シュリトラー(5回途中4失点)よりも、やっかいなレイズ打線を封じ込めるのに適しているかもしれない。チームで最も多彩な球種を持つアスリートであるフリードは、他の先発投手陣よりも奪三振に頼る必要が少ない。さらに、レイズは今シーズン、左腕投手に対して6番目に悪いOPS(0・678)を記録している一方、右腕投手に対しては5番目に良いOPS(0・751)を記録している」とデータを挙げフリードの勝利を願った。

 フリードはレイズ打線について「彼らは細かいプレーもすべてこなすし、ビッグイニングも決められる。そして彼らにはパワーがある」と最大限の警戒を見せた。負ければ終わりの試合。ブルペン陣の投入も当然、早くなる。左腕は「おそらく猶予はかなり少ないだろうと理解しているし、勝つためにできることは何でもしなければならない。僕としては、全力を出し切って、明日の試合に勝つしかないと思っている」と初回からの全力投球を誓った。