ドジャースが6日(日本時間7日)、敵地アトランタで行われたブレーブスとの地区シリーズ第3戦に3―1で快勝。リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
得点は4回に挙げたE・ヘルナンデスの2ラン、フリーマンのソロによる3点だったが、先発した山本由伸投手(28)には十分な援護だった。失点は5回一死満塁のピンチで内野ゴロの間に許した1点だけ。7回まで98球を投げて4安打、10奪三振、1四球と圧巻の内容でつけ入る隙を与えなかった。山本は「1勝1敗でこのシリーズきていて、今日は流れを左右する試合になっていたので。その中でいい集中力でマウンドに上がれたと思います」と納得顔だった。
ポストシーズンは長丁場のレギュラーシーズンと異なる短期決戦。ドジャースはワールドシリーズ(WS)を2年連続で制しているとはいえ、初戦の白星から2連敗を喫すれば並大抵のことでは巻き返せない。それだけに山本の好投は大きかった。
地元紙「カリフォルニア・ポスト」は「彼の銅像を建てよう。彼の背番号を永久欠番にしよう。ハリウッド・ブールバードのまだ乾いていないセメントに、彼の黄金の右手を押しつけてもらおう。そうするしかないだろう」と英雄として大絶賛した。チームを勝たせただけでなく、同紙が「暗黙の使命」と位置づけた相手先発のクリス・セールに投げ勝ったことがいっそうの価値があるとたたえた。
山本は昨年のWSでMVPに輝き、シーズンでは一度も離脱することなく先発ローテーションを守り抜いた。28試合の先発で14勝(9敗)、防御率2・53の活躍はまさにエース。山本はドジャースに加入して3年目で年齢的にもまだまだこれからだが、すでに生きる伝説になりつつある。












